聖路加国際病院(眼科)のICLはどう?費用や特徴など解説!

患者さんに寄り添う治療を行っていると評判の聖路加国際病院ですが、ICL治療についてはどうなのでしょうか?

聖路加国際病院は眼科治療をはじめ、呼吸器、消化器、心血管などさまざまな治療を行っている病院です。

それぞれの分野のスペシャリストがそろい、患者さんに最適な医療を提供してくれます。

ではわかりやすく紹介していきます。

聖路加国際病院のICL費用

ICL費用
施術メニュー 料金(税込)
ICL(乱視なし) 770,000円
ICL(乱視あり) 770,000円

聖路加国際病院のICL費用は、東京都内での他の病院でのICL費用に比べると若干高めと言えます。

しかし眼科専門医による専門担当医制というしっかりとした体制と、術前検査から術後6ヶ月間の検査費用を含んでいることを踏まえれば、値段相当の治療を受けられると考えていいでしょう。

東京のICL手術料金の一覧はこちら
 
 

聖路加国際病院(眼科)の特徴

聖路加国際病院(眼科)の医師と看護師
(出典:聖路加国際病院 公式HP)

聖路加国際病院は、数ある屈折矯正手術から、患者それぞれに合わせた手術を提案し提供しています。

ICLに関しても例外なく、経験豊富な医師による完全担当医制を導入しています。

適正検査から手術まで、全体を通して主治医が行います。眼科専門医が対応するため、近視だけでなく、乱視、遠視、老眼の矯正も行えることも特徴です。

瞳に負担の少ないレンズを使用

スターサージカル社のICLレンズ

ICLのレンズも種類が多くなっていますが、聖路加国際病院では品質と機能性を重要視して「スタージャパン社のアイシーエルKS-AquaPORT」というホールタイプのレンズを使用しています。

このレンズは房水の流れが自然なままに維持できるので、手術後も今までと変らないナチュラルで快適な状態をキープできます。

目の安全性と機能性も考えたレンズは優しいだけではなく、視力の矯正力が高いことでもメリットがあります。

軽度の矯正から強度まで対応できるので、幅広い方のクリアな視界に役立ちます。

また、同時に乱視などの見え方のゆがみの矯正にも適しており、視力と乱視を一度に治すことも可能です。

一人ひとりの見え方を細かくチェックして、それに合わせた負担のない見え方にする聖路加国際病院だからこそ、ICLで自然な視力を取り戻すことができます。

聖路加国際病院でICLを受けるメリット

聖路加国際病院でICLを受けることのメリットは、眼科専門医(※)による完全担当医制の治療を受けられることにあります。

こうした実績と信頼のある医師が担当してくれるので、他の病院とは安心感が違います。

また、適性検査や術後の6ヶ月間の検診が手術費用に含まれていることも良いところです。

追加費用がかかる心配なく治療に専念できるため、精神的にも安心できます。

管理人 ピンク 左

※眼科専門医とは、眼科専門教育を指定医療施設において5年以上修了し、日本眼科学会が行う眼科専門医認定試験に合格した医師のことを指します。

 

デメリット

デメリットを挙げるとすれば、担当医制であることや、適性検査や術後の検診代も手術費用に含まれているため、費用が若干他の病院に比べて高いことです。

ICLは保険適応外なため、費用が重く感じる人もいるかもしれません。
 

聖路加国際病院でICLを受ける流れ

腕を組むドクター

予約


聖路加国際病院でICLを行う場合、完全予約制になっていることからまず予約は必須です。電話やEメールにて適性検査の予約を入れることから始まります。

適正検査


初診の際は、眼科検査員によって精密検査を行われます。

検査内容は視力、屈折検査の他に、手術の適正判断に必要な眼科検査となっています。コンタクトレンズを使用している場合は外して検査を受けなければなりません。

主治医の診察


検査の後は主治医が診察を行い、検査データをもとに最適の手術法を決定してくれます。

患者の視力回復のため、じっくりと話し合いながら決定してくれます。初診日は検査と診察を含めて約2時間程度で終わります。

術前検査


初診で適応となった場合、術前検査で手術に必要な検査を更に詳しく行います。

正確な検査データの解析を行うために、ソフトコンタクトレンズは術前検査の3日前から、ハードコンタクトレンズは2週間目から止めることが必要です。

ICL手術


手術は、専用の手術室で行うことになります。入院は必要なく、手術後にはその日に帰宅可能です。

術後の検診


そして、手術後6ヶ月間の検診と再手術は追加費用なしで受けることが出来ます。流れとしてはこのようになっています。

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手術はスピーディーで日帰り可能

聖路加国際病院の眼科レーザー治療室
(出典:聖路加国際病院 公式HP)

目に優しくて見え方も自然になるだけではないのが聖路加国際病院のICLです。

手術の痛みの軽減にも配慮して、点滴で麻酔を行います。手術ではレンズが瞳の中で広がってから固定しますので自然ですし、余計な負担はありません。

手術自体は約15分程度で終了。日帰り手術で入院はありません。仕事が忙しい方には嬉しいところ。

麻酔が切れたのを確認してからの帰宅ですし、注意点の説明も受けます。

術後6か月の検診は料金も込みですので必ず受けましょう。最後まで相談ができるのは心強いです。

もちろん、レンズが合わないときには再手術にも対応。気になることがあれば早めに医師に相談してください。

手術後の視力の戻りは人によって異なりますが、だんだんと戻ってきますので、気になってもいじらないことが重要です。

ICLのリスクも理解しておくこと

ICLは安全性の高い施術ですがリスクも考えられます。

まず、手術時や手術後に白内障を発症する可能性があります。レンズが水晶体に強く接触したり、房水の流れが妨げられることが原因とされています。

また、ハログレア現象が見られる場合があります。光が滲んだり、眩しく見える現象のことで、人によっては数ヵ月で慣れる場合もありますが、気になってしまう人もいるようです。

レンズが合わずにコロコロ動くようになってしまったり、過矯正によって近くのものが見えにくくなったり、頭痛が引き起こされる可能性もあります。細菌が入り込み、眼内炎になる危険も考えられます。

このようなリスクがありますが、聖路加国際病院は実績のある眼科専門医が担当してくれるので、万が一リスクの発生が発生してもしっかりと対応してくれます。
 

聖路加国際病院の詳細データ

聖路加国際病院の住所

東京都中央区明石町9-1

聖路加国際病院のアクセス

・東京メトロ日比谷線 築地駅から徒歩7分
・東京メトロ有楽町線 新富町駅から徒歩8分

予約センター対応時間

月~金 8:30~17:00(※原則として紹介状が必要)

休診日

土曜、日曜、祝日

公式サイトはこちら